仕事の「やりがい」とは?

仕事の「やりがい」は、働くうえで大変重要だと思います。そのやりがいは「お金」だったり、「上司から褒められること」だったり、「人から感謝されること」など、人によって違うものです。また、「やりがい」を別の言葉で言い換えると「充足感」あるいは「満足感」といえます。

例えば、人から大変感謝される仕事ではあるけれど、給料が少なくて自分が生活するのも大変、となってしまうと、仕事の「やりがい」を感じることは難しくなってしまうでしょう。逆に給料は高いけど、誰からも感謝されず喜ばれない仕事をしているとすると、それはそれで「やりがい」を感じにくいでしょう。

このように、仕事の「やりがい」とは、「人から感謝されること」と「お金」のバランスが取れている状態ご整ったときに感じることができるのではないかと思います。

ではそのバランスはどうやって考えればよいのでしょうか?

理詰めで考えやすいのは「お金」です。つまり、いくら給料があればある程度の満足感を得られるのか?を考えることです。
例えば、単身者の場合、家賃7万円のところに住んで、ランチは800円以内。お酒は週1回は、3000~4000円程度の居酒屋に行きたい。週末は趣味のサッカーサークルでサッカーをしたいから・・・などなど、自分が必要だと考える金額を細かく考えて積み上げていきます。そうすることで、例えば、1か月で自由になるお金が5万円+7万円の家賃と、1万円の光熱費、1万円の携帯料金が最低ほしい=14万円は手取りで必要だな、と計算できます。この数字は細かければ細かいほど良いと思います。それらを積み上げていくと、自分が必要だなと考えるお金が見えてきます。

この話をすると、多くの人は「そりゃ給料は多ければ多いほうがいいですよ」と考えるでしょう。余れば貯金もしたいし、いつかは家も買いたいし、彼女ができればデート代もかかるし・・・と考えていけばキリがありません。では、自分が望むMAXのお金はどれくらいでしょう?そこまで詰めて考えれば、いま自分が欲しい金額と、いずれは稼ぎたい目標額が割とクッキリ見えてくるはずです。

この金額がクッキリしてくると、転職活動の時にもらいたい給料が見えてきます。

自分が「必要だと考えるお金」。考える機会って実はなかなかないものです。転職を考えるときに、これも大切な要素のひとつとして考えてみてはいかがでしょう。

そして、自分に必要な「お金」が見えたら、次は仕事の内容です。業種、業界、また、その中で自分が携わりたい業務は何か?

例えば、「洋服が好きだから、アパレルで働きたい!」と考えたとしましょう。一口にアパレルと言っても、以下のように様々な職種があります。

・洋服を作る仕事:企画、デザイン、生産管理、仕入れ、ほか
・洋服を売る仕事:ショップスタッフ、BtoB営業、在庫管理、物流、ほか
・バックオフィス:総務、経理、人事、店舗開発、ほか

これらの仕事の中で自分のパフォーマンスを発揮できそうなところはどこか?また会社が求めている職種は何か?その成果をどう測定しているのか?考えなければならないことがたくさんあります。

せっかく転職するなら、自分が働きたい業界で、成果を出しやすい職種を担当し、お給料も満足いくものにしたいですよね。そのためには、前述のように「お金」と「仕事の内容」、またそれらのバランス=自分の「やりがい」を整理しておく必要があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次