良い仕事とは?

良い仕事ってなんでしょう?


「社会的に認められている仕事」?。「高収入な仕事」?。「誰も見たことがないような商品やサービスを生み出す仕事」?。「毎日の生活を支える仕事」?。一口に「仕事」と言っても、仕事の種類はたくさんありますよね。

「良い仕事」は人によって答えが違うと思います。そんな中で、より多くの人がつきたいと思う職業は「高収入」で「人気の高い職業」だと思います。就職活動で大勢の人が希望するような人気の職業は、それだけ、なりたいと考えている人がたくさんいる職業だといえます。

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収入が高い仕事

「収入が高い仕事」は生命や財産に関わる仕事であることが多いです。一番わかりやすいのが「医師」、「弁護士」。この仕事では命に関わる仕事であったり、生命・財産にまつわる争いごとを解決することが仕事です。

それはまた、しかるべき勉強や訓練を受けて初めて人に提供できる仕事であるため、その仕事に就くためには相応の努力や能力が必要になります。

その他、昔から高収入と言われている職業として「とび職」などの建設現場での特殊技能が必要な職業。また、金融、不動産など、大金が動く業界など。

人気の仕事

「人気の仕事」はアパレルやエンターテインメントの仕事である場合が多いのではないでしょうか。人はただ働いてご飯を食べていれば生きていける生物ではありません。それは「心」があるから。健康な心は良い人生を送るための重要な要素です。ですから、その「心」に刺さる仕事は表面的には華やかで、あこがれる人も多い業界です。

一方で、実際その業界で働く人は知っていることですが、激しく地味で、努力も才能も必要な世界です。しかし、それはどの仕事でも同じですから、「華やか=楽」ではないという事は理解しておいたほうが良いかもしれません。

このように、「収入が高い職業」とか「人気の職業」というものは確かにあります。そして、多くの人が就きたいと思う職業であればあるほど、その業界に入れる倍率は高くなり、狭き門であるという事も認識しておく必要があるでしょう。

あなたにとって良い仕事とは?

さてここで質問です。あなたにとっての「良い職業」ってどんな仕事ですか?。

前述のように憧れや高収入といったイメージで仕事を決めるのは、私は決してNGではないと思います。しかし、繰り返しになりますが、そういった業界に入るには競争率も高く、入ったら入ったでライバルも多い業界です。場合によっては魂を削る思いで働くような状況になるかもしれません。目指すのは悪いことではありません。しかし、そのような環境であるという覚悟は目指す時点で理解しておきたいところだと思います。


では、私が思う「良い職業」とは何か。

そもそも仕事とは、社会の中で誰かのために自分の「時間」、「体力」、「能力」を提供すること、と思います。また、その結果「誰かの役に立つこと」「誰かに喜んでもらえること」がゴールだと考えています。そして、自分の仕事を通じて「ありがとう」と言ってくれる人がいて、その感謝の気持ちとして「お金」が支払われるものです。違う言い方をするならば、誰かが困っているところに仕事があり、その困っていることを解決することができれば、そこで対価が支払われるということです。

例えば、とても美味しいラーメンを出しているお店はいつも行列しています。それは、そんな「美味しいラーメンを作ってくれてありがとう」に対する対価なんだと思います。また、同じ仕事でも、感謝される人と、感謝されない人がいます。どうせ同じ時間、体力、能力を使うなら、一人でも多くの人に喜んでもらいたいと考えるのは私だけでしょうか。

「そんな青臭い!」と賛否両論あるかもしれませんが、私は人に喜んでもらえる仕事がしたいとずっと思ってきました。若いころは仕事自体が自分のアイデンティティだとすら思って働いてきました。それはまた、アウトプットがラジオ番組を作ることでも、テレビの広告を売ることでも、コンサルティングをすることでもすべて同じ気持ちです。

私は、自分の能力や努力で誰かの「困った」を解決できたとしたら、それで感謝までしてもらえたとしたら、やりがいを感じる良い仕事と感じます。そしてそこに高い対価がついてくるとしたら、自分にとってとても良い仕事と言えるでしょう。


仕事の「やりがい」は人それぞれ。自分がどんなことで誰かの「困った」を解決できるのか、たまには考えてみるのも良いかもしれません。

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