最大10万円の「お祝い金」が出るアルバイト求人とは?

人材不足がニュースになるほど、今の日本では働き手が不足しています。

その中で、アルバイトは特に人材不足が深刻で、求人数が今までにないほどのボリュームになっていることは、実はあまり知られていません。その数は実に全国で50万件以上。これが常にある状況です。

しかも最近では、アルバイトが決まると最大10万円もの「お祝い金」が出るサービスまで出てきています。転職サービスを活用した際にお祝い金が出るサービスはありましたが、ついにアルバイトでも・・・。


それだけいまは人手が不足しているということ。人材の売り手市場になっています。

この記事では、最新のアルバイト事情をまとめました。アルバイトと侮るなかれ。調べてみるといまは色々な仕事があることに驚くかもしれません。

目次

アルバイト求人が多い業種TOP10

アルバイト求人が多いジャンルとはどのようなものがあるのでしょうか?一般的にアルバイト求人が多いジャンルを示します。具体的なランキングや順序は、地域や時期、経済状況により変動する可能性がありますが、一般的には以下のようなジャンルが多いです:

1)飲食業
レストランやカフェ、バー、ファストフードなど。

2)小売業
スーパーマーケットや衣料品店、コンビニエンスストアなど。

3)ホスピタリティ・サービス業
ホテルや旅館、民泊などの宿泊施設や、観光関連の職場。

4)教育・塾
家庭教師、語学学校、学習塾などの教育関連の仕事。

5)イベントスタッフ
コンサート、スポーツイベント、フェスティバルなどのイベントでの仕事。

6)配送・運送業
デリバリーサービスや、物流・配送関連の仕事。

7)医療・福祉
介護施設や病院、薬局などでのアルバイト。

8)オフィスワーク
一般事務、データ入力、受付、コールセンターなど。

9)建設・製造業
工場の仕事、建築現場での仕事、など。

10)農業・漁業・工場など
季節によっては農作業や漁業のアルバイトがあります。

その他にも、在宅ワークやコールセンター、美容モニター、塾講師など、本当に様々な業種や職種でがアルバイトを募集しています。じっくり探してみるのも面白いと思います。

アルバイトをしている人の年齢層

「アルバイト」と言うと、学生のお小遣いや生活費を稼ぐ手段、というイメージがまだ結構あるのではないでしょうか?

実はいまは35~44歳が最も多く、その比率は30%になっています。次が25~34歳で27%。それぞれの男女比は5:5。つまり、アルバイトの中心戦力は社会人という状況です。

アルバイトをされている方々の中には、転職先が決まるまでの期間限定で働いている方もいらっしゃるでしょうし、仕事をかけもちで働くダブルワークをしている方も増えてきています。

アルバイトは昔のように、若者のための仕事という状況ではなくなってきていることがわかります。

アルバイトの時給は?

最近のアルバイトの時給はどれくらいに設定されているのでしょうか?そもそもですが、各都道府県で定められている最低賃金より安い時給の仕事は、基本的にはありません。

ちなみに最新の都道府県別最低賃金は、以下のように定められています(出典:厚生労働省WEBサイト)。

1)アルバイト時給単価の実勢金額
アルバイトの時給の実勢金額としては、大体平均時給で1000円から1200円程度と言われています。特に都市部ではこれら金額よりも少し高めに設定されていることが一般的です。また、最低賃金の募集では人手が中々集まらないという状況が続いており、時給は上昇傾向にあります。

その他にも、特定の技能を必要とする仕事や、深夜や週末などの特定の時間帯のシフトでは、これよりも高い時給が設定されていることもあります。

2)深夜帯のアルバイト時給について
因みに深夜帯のアルバイトに関してですが、日本の労働法では、「深夜勤務」とは原則として22時から翌朝5時までの勤務を指します。この時間帯に勤務する労働者に対しては、通常の時間外労働手当に加えて深夜労働手当が支払われることが義務付けられています。

深夜労働の割増賃金率は法律で最低25%以上と定められています。これは、深夜時間帯に働いた場合、通常の時給に25%以上加算されるということです。たとえば、時給が1,000円の場合、深夜割増が25%適用された場合の深夜の時給は1,250円になります。

ただし、実際の割増率は職場によって異なることがあります。一部の職場では深夜時間帯の労働に対してさらに高い割増賃金を支払っていることもあります。また、深夜勤務が必要な業種や職種では、深夜割増が適用される時間帯やその割増率について、事前に雇用者との間で詳細な取り決めを行うこともあります。

まとめ

転職先が見つかるまでの期間、収入は必要だから仕事はしないといけないなとお考えの場合は、期間限定でアルバイトをしてみるのも良いかもしれません。

また、アルバイトをすることで新しい人との出会いがあったり、場合によってはそこが次の転職先になるなんてこともあるかもしれません。

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