自分に向いている仕事を探す方法

「自分に向いている仕事って何?」


一度は、こんな事を考えたことがある人は多いのではないでしょうか?

自分の事は、実は自分が一番わからないものだと私は思っていて、かつて就職活動の時、「自分はどんな人間?」「自分に向いている仕事って何だと思う?」。周囲の友人や家族に聞いてみました。そうすると、色々な事を言われたりアドバイスされたりして、結局良くわからなかった・・・という経験があります。

では、どうやって自分が向いている仕事を探せばよいのか?それは恐らく自分自身の歴史の中にあるのではないかと私は思っています。

目次

自分の過去を振り返ってみる

まずは、幼稚園の時、小学生の時、中学生の時、高校生の時、自分は何が好きで、どんな事を考えていたのか。。。思い出せる限り自分の過去を振り返ってみましょう。それはどんなささいなことでも良いです。例えば、お母さんからもらったお小遣いで買った駄菓子屋の想い出。小学校の時の運動会で徒競走で負けて悔しかった想い出。部活で楽しかった想い出。どんな事でも良いので、ノートに書きだしてみましょう。

自分が子供だった頃や学生時代に好きだったこと、楽しかったこと。辛かったことや悲しかったことが色々あったと思います。それらをノートに書きだして整理していくと、大人になっても案外変わっていない感性だったりすることに気づくかもしれません。

このように、人は誰しも色々な経験をして、今の自分があります。その経験の中で、何を感じたのか?また、何が好きで、何が嫌いだったのか?できる限りさかのぼって考えてみると、方向性が見えると思います。


私は小学生の頃、プラモデルが好きで、お小遣いを貯めてプラモデルを買っては作っていました。中学生の頃、学校でちょっとしたイジメに合い、社会の複雑さや人との付き合いの難しさを感じていた頃、深夜ラジオをよく聞くようになりました。そこでは、自分より少しお兄さんのミュージシャンやタレント、アナウンサーたちが、社会の事や世の中の事を色々話していて、「大人の考え方」とか「モノの見方」などを知ることができました。高校生の頃は部活に熱中していて、先輩や顧問の先生との触れ合いの中で、色々な事を感じました。

それが結局、社会に出るときの価値観につながり、社会人になってからも少なからず子供の頃に感じた価値観からあまり変わらず、今に繋がっていると感じます。

自分の過去から導き出した「好き」が本当のあなたのやりたいこと

私は、社会に出て20年以上経った今感じているのは、仕事のアウトプットは色々な種類があるけれど、結局自分に好きなことは「目の前にいる、より多くの人に喜んでもらうこと」だということ。また、そのアウトプットの種類に自分はそれほど ”こだわり” がなく、新しいことにチャレンジすることにも割と抵抗が少ないタイプであると思っています。

また、「向いているかどうか」は自分が決めることではなく、周囲の人間が決めること、と思っています。

例えば自分では「営業」という仕事は絶対に向いていないだろうと思っていましたが、実際やってみて、たまたま早いうちに結果が出たこともあって、「楽しい」と思えるようになりました。つまり、「向いているかどうか」自分で思っていることは、案外間違っていることも多いのではないか、という事。

とすると、一番大切なのは「とりあえずチャレンジ」することなのかなと、今では思っています。
そして、それを積み重ねていくうちに、結果的に自分が「成果を出しやすい仕事」と、「成果を出しにくい仕事」があるのだという事がわかってくるのではないかと思います。

条件だけで仕事を探すと思わぬ落とし穴があるかも!

仕事を探すとき、「給料はいくら?」「福利厚生は?」「有給休暇はどれくらい?取りやすいの?」「勤務地はどこ?」「定時で帰れる?」といった条件だけで探していった結果、転職先が見つかって転職したとしましょう。その会社で「仕事が出来るやつ」になりたいと考えるタイプの人ならば、多くのケースにおいて「その仕事が好き」な人には中々かなわないなと感じることが多いと思います。また、「その仕事が好き」な社員が多い会社の場合、自分がその仕事や会社が好きになれなければ、居心地が悪く感じることがあるでしょう。会社とは人と人の交わりの中で仕事をしていく場所ですから、やはりモチベーションが近い人とのほうが共感を得やすいものです。

条件面だけで仕事を選ぶことが悪いとは言いませんが、私のおススメはやはり「自分の好きなこと」「自分が関心があること」を仕事にする方向でまずは考えるのが良いのではないかと思っています。



さて「自分に向いている仕事」。あなたはどう考えますか?

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