ヘッドハンターに自分の価値を測ってもらう?

昨今「スカウト」というサービスが一般的になってきました。これは、「すぐに転職する気が無くてもとりあえず登録しませんか?」と謳っている転職情報サービスです。

登録しておくと全員ではありませんが、ヘッドハンターから連絡が来ます。そして、「あなたに関心がある企業がいます」と会社紹介してくれます。もちろん全く連絡がこない人も多数います。それは、その人の仕事の専門性や欲しい人材のトレンドで左右するものなので、連絡が来ないからといって「自分は価値がない」とガッカリする必要はありません。

現在は、IT業界のプログラマー、エンジニア、プロジェクトマネージャーなどのニーズが高いため、そういったスキルを持っている人材にはスカウトが来る確率が高いと思います。

自分はIT系のスキルは無いという方であれば、こちらからヘッドハンターに会うためのアクションを取るという手もあります。ちょっとハードルは高いかもしれませんが、スカウトされた人物を見つけて繋がることができれば、その人からヘッドハンターを紹介してもらう、とか、ヘッドハンティングサービスをしている会社に履歴書を送るなど、ヘッドハンターと繋がる方法は探せばあるはずです。


そして、ヘッドハンターと会ってもらうチャンスが得られたら、ストレートに自分の市場価値を聞いてみると良いでしょう。転職市場では、求められている人材と、そうでない人材が玉石混交でいるわけですが、そもそも自分が求められている人材ではなければ、転職も難しいはず。でも、企業は星の数ほどあり、求めている人材もその数だけ様々にあります。

また、優秀なヘッドハンターであれば、「すぐには紹介できないが、定期的に連絡をとりあいましょう」と提案してくるはずです。なぜなら、ヘッドハンターにとっては、あなたは「商品」。買ってくれる企業が今はいなくても、この人物なら先々クライアントからの要望に応えられる案件が出てくる可能性があると思えば、手元にキープしておきたいと考えるのが普通です。ちなみにヘッドハンターや転職エージェントに入る人材紹介のマージンは、およそ年収の10~30%です。

転職はある意味情報戦であり、転職者にとっては「戦い」です。また、自分が転職市場では「商品」であるという事を認識し、1円でも高く買ってもらえることを目指したいところです。その際、売ってくれる人の考え方、市場動向、買ってくれる企業情報などは、深く知っておいて損はないはず。また、自分を高く買ってもらうためには、自分自身が積極的に動いたほうが、チャンスが広がるということを改めて認識しましょう。

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