「社畜」・・・社畜（しゃちく）とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷（家畜）と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。(By wikipedia)
昨今「社畜」と言う言葉がだいぶ一般化しました。これは、Wikiにも書いてあるように会社に飼いならされている状態で、健康的な状態ではなく、このように会社に身も心も捧げている状態では、何のために働いているのか分からなくなることもあるでしょう。
また、周囲からは社畜化しているとみられていても、中には「自分の意志で仕事に没頭している」という人もいるでしょう。それで不幸ではないのならそれはそれで良いのかもしれません。しかし、もしいま仕事で不安感や疑問がたくさんあるようであれば、ちょっと立ち止まって自分の置かれている状況を見つめなおしてみてはいかがでしょうか？
この記事では、社畜化チェックリストを用意しました。このリストをまずは読んでいただき、当てはまる項目があるかどうかをチェックしてみてください。
社畜化チェックリスト（10項目）
以下の10個の項目を、YES / NOで考えてください。
１）会社に入ったら、転職などは考えずにその会社に骨をうずめる覚悟で働くべきだ。
２）上司や会社の指示は絶対やらなければいけない。
３）残業している人がいる中で先に帰るのは後ろめたくてできない。
４）仕事が終わらなければサービス残業するのは当たり前だ。
５）有給休暇をとるのは気がひける。
６）仕事は自分が成長するためには大変なほうが良い。
７）平日の平均睡眠時間が6時間を超えているやつは2流だ。
８）若いうちの苦労は買ってでもするべきだ。
９）給料の額で仕事に対するモチベーションが変わるようでは一人前とは呼べない。
１０）仕事とは戦争である。
上記１０項目のうち６個以上YESになった場合は、「社畜化」している可能性が高いと考えて良いかもしれません。
最後に
仕事はあくまで自分の人生を幸せにするためにあるべきものです。もし、自分の良心すら蓋をして仕事をしているのであれば、それは果たして本当に幸せと言えるでしょうか？
また、中には「お金のため、生きていくために働いているんだ！」という人もいるでしょう。その考えは痛いほどわかりますが、ではお金のために自分の良心を捨て、心や体をすり減らして働くことは、長い目で見てあなたを幸せにするでしょうか？
人それぞれ色々な事情があり、今すぐに仕事を変えられないという人もいるでしょう。仕事がブラックすぎて転職活動すらままならないという人も沢山いるでしょう。このままではいけないと分かっているけれど、今の場所から抜け出せなくなっている人も沢山いると思います。
しかし、もしいまあなたが「自分は社畜化しているのではないか」と思ったなら、時間はかかっても良いのでいつかその環境から抜け出してください。その手段は、転職でも独立も、はたまた単に一旦仕事を辞めるでも構いません。
重ねてになりますが、仕事はあなたの人生を幸せにするためだけに存在するべきものです。この記事を読んでくださった人が一人でも多く、幸せな人生を進んでいけるよう、心から願っています。
