【Case 11】本気で動いたことで初めてわかったこと。35歳男子の転職エピソード。

TMさん/35歳/男性/転職1回

私は新卒で入社した大手OA機器メーカーで、法人営業を約10年続けていました。飛び込み営業中心だった20代。部下を持ち、マネージメントもやりつつ、大口の既存顧客対応が中心になった30代と、着実にステップアップしてはいるのですが、そもそもOA機器業界は飽和状態で、会社の業績も年々緩やかに下がっている状況が続いていました。

新卒で希望した大手メーカーに入社することができ、営業という仕事にもやりがいを感じていました。また、社内の人間関係も良好で、辞めようと思う決定的な理由は無かったのですが、気が付けば30代。将来への不安が日に日に募っていき、漠然と転職を考えるようになり、転職エージェントになんとなく登録をしてみました。

今思えば、仕事を続けながらの漠然とした転職活動だったからだと思いますが、たまに面接の話をエージェントから頂いても、ことごとく落ちていました。「今のままでもいいかな・・・」という気持ちが少なからずあったので、それが態度に出てしまっていたのだと思います。これでは、相手の会社の方にも失礼ですし、受かるわけもない。それに、エージェントの私を担当してくれている方も、本気で売り込んでくれないですよね。

しかし、エージェントの方との面談で他業種の話を色々と伺い、魅力的な職場というものは、世の中に沢山あるのだなと知るにつれ、「やっぱりこのままではいけない!」と、徐々に転職の気持ちが固まっていきました。同僚と話していても、「10年後この会社は大丈夫なんだろうか?」とか、「この先この会社の給料は上がるのだろうか?」など、愚痴っぽい話ばかり。仕事でも予算未達が当たり前になってしまっていて、その雰囲気がちょっと嫌になっていたことも転職の決意を固めるきっかけになったと思います。

その後は、仕事を続けながらではありますが、自分でも積極的に情報収集したり、他社にいる学生時代の先輩に時間を作ってもらってアドバイスをもらったりと、能動的に動くようにしました。

そして、本気で動き出してから半年くらいで今の会社に巡り合うことが出来ました。時間はかかりましたが、35歳での転職という事もあり、拾ってくれた会社には感謝しかありません。

転職先は、IOT機器のメーカーで、新築マンションを中心にIT機器を提供している会社です。売る製品もガラッと変わりましたし営業先もガラッと変わりましたが、提案規模が前職より大きいし、覚えなくてはならないことが山積みなので、毎日がとても大変ですがやりがいは大きいです。それに、IOT業界はまだまだ伸びしろがあると言われていることもあり、競争は激しいですが面白い業界だと思っています。

最初は漠然とした転職願望からスタートした私の転職活動は、結局自分が転職に対して「本気」になったことで前に進みました。「本気」になったことで、自分の動き方も変わったし、そのことで新しい出会いも増えたからです。

30代半ばという年齢で今さらながらですが、「本気」で取り組むことの大切さを、噛みしめています。

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